表現力豊かな美声と高い音楽性、舞台における圧倒的な美しさで聴衆を魅了するソプラノ・リリコ。
東京音楽大学音楽学部音楽学科声楽演奏家コース卒業。大学在学中に1999ミス・ユニバース・ジャパンに選ばれ、任務のため一年間休学する。同大学院音楽研究科修士課程修了。在学中に留学生特別奨学金を得て、オーストリア・ザルツブルグに留学、モーツァルテウム国際サマーアカデミーにおいてM・リポヴシェク、A・ブルクシュタラーの両氏に師事しディプロマ修了。新国立劇場オペラ研修所6期生修了。2005年にメゾ・ソプラノからソプラノに声種を変え、更にレパートリーを広げ、舞台人としての可能性を伸ばした。2006年に文化庁新進芸術家海外留学制度奨学金を得てイタリア・ミラノに留学、V・スカレーラ、P・ケラーの各氏に師事。現在はアジア・ヨーロッパで演奏活動を行ない、日本国内のみならず、欧米での活躍が期待されるソプラノ歌手である。
これまでに、オペラ「魔笛」の侍女U、「ドン・ジョヴァンニ」のドンナ・エルヴィーラ、「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ、「セヴィリアの理髪師」のロジーナ、「椿姫」のヴィオレッタ、「ラ・ボエーム」のミミ、「つばめ」のマグダ、「メリーウィドゥ」のヴァランシエンヌ、「A Hand of Bridge」(S・バーバー作曲)のサリー等を演じ、アレーナ・ディ・ヴェローナ・オーケストラ、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、読売日本交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢などと共演した。また2009年1月には、イタリア・ヴェローナのテアトロ・フィラルモニコにおいて「トゥーランドット」のタイトルロールでイタリアデビューし、「理想的なトゥーランドット」と好評を博した。2009年、シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティストとして1年間定期的にソロコンサートを行い注目を集めた。2010年3月には、在トルコ日本国大使館の招聘により、トルコ国内4ヶ所で演奏を行い、同年9月に再度招聘を受け演奏会を行なう。そのほか大学在学中からフランス大使館・イタリア商工会議所・オーストリア大使館における演奏、ヴァレンティノ・日本ベイリンガー等の企業主催によるコンサート、東京モーターショー・ワコール・ミキモト・ショパールジャパン・ドイツ大使館等のイベントのプレゼンテーションや演奏、チャリティ活動をつとめる。レパートリーはバロック音楽からヴェリズモ・現代音楽までと幅広く、イタリア・ドイツ・フランス歌曲作品も研究する。
今後の主な予定としては、2011年1.2月、東京、京都で行なわれる、井上道義指揮によるマスカーニ「イリス」にイリス役で出演(東京:読売日本交響楽団、京都:京都市交響楽団)また同年、8月にはイタリア・トッレデルラーゴにおいて第57回プッチーニ・フェスティバルで上演されるプッチーニ「トゥーランドット」リュー役での出演等が挙げられる。また 2011年、キングレコードよりデビューCDのリリースを予定している。
第19回日本声楽コンクール第三位。第44回日伊声楽コンコルソ第三位。2009年トゥーランドット国際コンクール優勝者。

